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バイオテクノロジーによるエビ疾病対策
2013/06/10

国立遺伝子工学バイオテクノロジーセンターは近年タイ国のエビ供給量源の原因とされている早期死亡症候群(EMS)による被害を年内にも軽減することが出来るものと予測しています。同センターのエビバイオテクノロジー事業部はEMSに対処するためタイ国内の国立大学や民間セクターとのネットワークを通じて集中的に調査を行い、またベトナムやインドネシアの研究者とも協力して対策に当たっています。
タイ国エビ協会は本年の生産量を昨年60万トンより10%減の54万トン程度と見込んでおり、減産は全てEMSによるものとしています。ここ数年アジアの他の主要なエビ輸出国でもEMSが流行している状況です。同事業部は世界最大のエビ輸出国であるタイ国において、エビ生産に関わる疾病予防と生産性向上を目的に1999年に設立され、10年程前にはエビ輸出各国に打撃を与えたイエローヘッドウイルスの蔓延を食い止めることに成功しています。設立以来エビ産業における病気診断設備や医薬の研究開発に取り組んでおりEzee Geneブランド名で既に10種類程の製品を開発しています。ランシット科学公園内にある広さ640平方メートルの施設は、タイ国内で唯一実験室とエビ商業養殖場を併設しています。同事業部ではタイ国内外のエビ関係業者に対してエビの疾病診断訓練コースなどのプログラムを開講しています。エビは世界で最も主要な食料資源の一つですが、特に多産性新品種は病気に弱いと言われており、エビのかかる病気の8割はウイルスとバクテリアによるものとされています。

◆News Source: Bangkok Post 2013年5月30日

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